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【高須基仁 人たらしの極意】“元祖和製プレスリー”本郷直樹は健在! あの映画から45年「高須さん、あっという間だよ」

 長い付き合いになる“元祖和製プレスリー”こと本郷直樹と久しぶりに逢った。68歳になる。

 オーディション番組を経て、バーニングプロダクション所属の第1号歌手(後に独立)として「燃える恋人」でデビュー。1971年の日本レコード大賞新人賞に輝いたこともある。

 本郷は、2000年10月、脳内出血で倒れた。リハビリの後、03年に再び病魔に襲われ、重度の尿毒症で腎不全から人工透析生活に突入した。「当時は、透析後に生きられる平均寿命は約20年と言われていたんだよ」と本郷は私に嘆いた。

 しかし、彼は陸上自衛隊少年工科学校の出身で、15歳で入隊した経験がある。三つ子の魂百までだ。「今も、自衛隊当時に鍛え上げた体力のおかげで生きながらえているよ」とポツリ。

 そんな彼が私の事務所に伴ってきたのが最近、かわいがっているというユニークな若手女性歌手の美聖(みきよ)だった。浅草出身の演歌シンガー・ソングライターで、私の前で披露したシングル「日本茶チャチャ」は、お茶の国・日本の良さを軽妙に歌っている。

 彼女を見ながらふと思い出したのは、本郷が主演した映画「新・同棲時代-愛のくらし-」(1973年)だ。二枚目のイラストレーター(本郷)が、高沢順子演じるOLとイイ仲になる。蛇足ながら高沢はTOTOの「おさかなになったワ・タ・シ」のセクシーCMが評判で当時、大人気。銀座のミニクラブ「徳大寺」出身の女優で、そこからは風吹ジュン、五十嵐淳子、安西マリアが出ていた。

 あの映画から45年。「高須さん、あっという間だよ」と本郷。お互い、体力の貯金が続く限り頑張ろう、と励まし合った。

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

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