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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】芸能生活30年 この業界のプレーヤーは“陸上選手”のようだ (1/2ページ)

 気がつくと、「首都高速トライアル」という映画で本格デビューしてから今年で30年である。

 仕事としては波があったり、トラブルなどでいろいろとやばい時期もあったりしたが、何とか芸能だけで30年もご飯を食べさせてもらったことには感謝している。

 才能2割の、ご縁が8割。まるで二八蕎麦のようなものだと思う。

 昔から週刊誌などで、芸能界は怖いとか、魑魅魍魎の住むところだとか言われることが多いが、その魔界を30年間も見てきた私の感想を言うと、芸能人個人としての仕事は、陸上競技のようなもので、個々の才能をどう数値化していくかだけだ。

 ただ実際の陸上競技と違うのは、その開催期間が何年から何十年と続くことで、いきなり日本記録を出すものの、すぐに故障して辞めていく者もいれば、何十年とかかって世界記録を出していく者もいる。

 また個人競技なので、サッカーのように意図的な反則も少ないし、野球のようにデッドボールもない。それぞれ努力しながら黙々と記録を狙っていくというような「明朗会計」システムだ。

 なのでサラリーマンの友達などから、酒席で会社や社員同士のグチなどを聞いていると、サラリーマン社会のほうがよっぽど妖怪だらけの怖い世界だと震えてしまう。

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