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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】“遊民”の贅沢 GWは人気のなくなった都会こそ狙い目だ (1/2ページ)

 花見も終わったところで、いよいよゴールデンウイークである。暖かい陽気に誘われて、あちこち出かけたくなるのが心情であるが、私はここ20年くらい、ゴールデンウイークやお盆に、「メジャー」なところへは絶対出かけない。

 理由はひとつ。仕事以外で、大渋滞や超混雑に関わりたくないからだ。この世の終わりを思わせるかのような、果てしないイライラに加え、諸々のトラブルに巻き込まれるリスクが高まり、正直、ろくなことがないというのが結論である。

 しかしサラリーマンである愛妻に言わせると、その時期しか休みが取れないんだから、無理しても、休みを取ったという気分に浸りたいということである。

 晴れた平日の午前中から好き勝手なことをしている“遊民”には分からないのだと、ものすごい剣幕で反撃を食らった。

 確かに彼女の主張は分かるが、それでも、私は今年のゴールデンウイークも仕事以外では出かけるつもりはない。

 たまたま毎年その時期は、劇団の舞台稽古があるという「口実」があるが、それ以上に、大型連休で人気のなくなった都会をフラフラするという“遊民”の贅沢を知っているからだ。

 その風景というのは、ある意味で、アルプスの山々や大草原を眺めるのと同じ価値があると思う。

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