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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】レジェンドに酔いしれた夜…毒蝮三太夫師匠と楽しいプロレス観戦 (1/2ページ)

 プロレスの聖地、後楽園ホール(東京都文京区)に来ています。目の前のリングでは主催者である藤波辰爾さんが集めた長州力さん、藤原喜明さん、越中詩郎さん、ヒロ斎藤さん、ザ・コブラさん、ボブ・バックランドさんと、昭和の時代に私をワクワクさせてくれた往年のプロレスラーたちが味のあるプロレスを展開しています。

 このレジェンドたちの宴を私の隣の席で「なぁ玉、こいつらも年くったなぁ…」とつぶやいた人がいました。私が出演させてもらっているTBSラジオ番組「たまむすび」金曜日の目玉コーナーを担当してくださっている毒蝮三太夫師匠です。この日、師匠からありがたいお誘いを受け、2人でプロレス観戦となったのです。そう、この日集まった誰よりも私にとってのレジェンドが毒蝮師匠なのです。

 「しかし、サンマルチノも死んじまったしなぁ」と毒蝮師匠。この日のニュースで人間発電所、ブルーノ・サンマルチノさんの訃報も交えるあたり、師匠は昭和の時代から現代までの大のプロレスファンです。

 全試合終了後はバックステージに行き「やっぱり、全員が主役じゃ面白くねぇんだよ。脇に回る選手が一番だよ!」とプロレスラーの役目をわきまえたヒロさんに優しい声をかけ、長州さんとしばらくお話ししてから会場を後にしました。

 帰りの車中、私が「師匠、長州さんとは古いんですか?」と聞くと、「古いもなにも、今日初めてしゃべったんだよ」。私はてっきり2人の関係が古いものだと思っていたので驚きました。「いいんだよ、オレが彼と話したいと思ったんだし、彼も嫌だったらオレと話さないだろ」と、他人との距離感を縮める天才である師匠のすごさを感じました。

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