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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】荒らされたゴミ収集所… 若者に理解されない分別の“楽園” (1/2ページ)

 中高年のご多分にもれず、私はゴミ分別や出し方にうるさいほうだ。

 私の住んでいるエリアは、住民の年齢層が高いこともあり、かなりゴミの出し方がしっかりしている。ほとんどの住民の方は顔見知りで、地元への愛着もあり、変なゴミの出し方をする人など1人もいない。ゴミ収集場も持ち回りできれいに清掃していた。

 しかし昨年、そのエリアに若い単身者が住むと思われるタイプの集合住宅ができるや、楽園のごとき美しき調和を保っていたゴミ収集場がおぞましい状況に一変した。

 町内で相談し、それらのゴミを片付けたり、明らかにゴミの所有者がわかる場合などには、個別にクレームをつけたりもした。

 現実のゴミの分別やリサイクルのエコ問題は複雑で、ゴミを分別しても大した意味がないという話も聞いたことがある。

 そういうことをネットの情報などで知っている若い住民からしたら、バカな中高年ばかりが住んでいる神経質なエリアだ、という気持ちかもしれない。

 結果的には、私たちのクレームから集合住宅専用のゴミ置き場ができて、問題は解決したのだが、私の中では歯切れの悪い決着であった。

 それは私たち中高年の住民が、どうしてそのゴミ置き場を美しき楽園として維持してきたかを、彼らに理解してもらえなかったからだ。

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