記事詳細

【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】女子レスリング・栄氏、日大アメフト部・内田氏… “スポ根”の古き神々、彼らを祭っていたのは私たち (1/2ページ)

 今年はスポーツ指導者の受難の年である。言うまでもなく、女子レスリングの栄和人氏に始まり、今回は日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督である。

 それぞれの功罪は後の判断に任せるが、これほどまでに一線級の大物スポーツ指導者が、短い間にマスコミを大きく騒がしたことは記憶にない。

 この理由は大きく2つあると思う。

 まず第一に、聖域とされていたスポーツ界の「ローカルルール」が、SNSにより以前のように忖度されずに一般社会に広がるようになったことがあるだろう。

 次に、日本のスポーツ指導者というのは、“スポ根”神話に支え守られていたがゆえ、選手の扱い以外、一般社会の扱い方が極端に下手くそと言うことである。

 その2つの結果、長い間、選手を指導することしかしていないので、自分が大きく批判の対象となり、自分が指導されてしまう立場になると混乱してしまうのだろう。怒られることに慣れていないというやつだ。ある意味では、個人の資質と言うよりも、職業病なのかもしれない。

 だが同時に、スポ根神話を支えていた世間様に対しても、皆さんはそういう世界観が好きだったんじゃないの? と意地悪に問うてみたい気持ちもある。

 昭和のスポ根を支えたファンタジー、「巨人の星」「アタックNo.1」「エースをねらえ」「スクール☆ウォーズ」の主役ともいえる「鬼コーチたち」を見れば一目瞭然である。

zakzakの最新情報を受け取ろう