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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】顔ににじみ出る…日大狂騒劇に出演した数々の「名悪役」たち (1/2ページ)

 前回に続き、元日大生のひとりとして、今回も日大狂騒劇について書いてみたい。

 この事件、悪質な違反タックルから始まった騒動であるが、それが監督のパワハラ支配批判に転じ、最後に日大の「企業体質」バッシングへと矛先が変わってきた。特に「日大ブランドは落ちません」と記者にブチ切れた、広報・米倉久邦氏のやりとりは伝説になるであろう。

 私個人としては「日藝」を中退で、日大への深い愛もないので、日大ブランドがどこに向かおうとも関係ないのだが、演劇の世界で生きている者として、今回の騒動にキャスティングされた「名悪役」たちの御尊顔が気になって仕方がない。

 役者やタレントの仕事をしていると、顔というものが発する力や影響について、自分の顔を含め、いろいろと考えることがある。

 今回はあえて男だけに絞って考えるが、男優の場合、カッコ良い顔だけで商売が回るのは40歳前半までだろう。

 その先に求められるのは、カッコ良さというような分かりやすいものではなく、「味のある」などとも表現される、個人全体から発せられる雰囲気のようなものを試されるようになる。いくらごまかしても、生き方が顔つきに出てきてしまうのだ。

 35年間、多くの男優たちと、演劇、そしてプライベートの時間を過ごしてきたが、人の顔というのは、その人をちゃんと表している。

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