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【ぴいぷる】肩書を持たない54歳、リリー・フランキー 目下の目標は女性下着のデザイナー「実際に買って研究しています」 主演映画『万引き家族』8日公開 (1/3ページ)

 俳優、イラストレーター、作家、カメラマン、ミュージシャン…。肩書を数え上げたらきりがない。多芸多才とは、まさに彼のことを言うのだろう。しかも、どれもが一流。例えば、俳優としてはその演技は強烈なインパクトを残し、数々の映画賞を受賞している。ついにはカンヌ国際映画祭のパルムドール俳優にまで上り詰めた。

 「でも、自分が俳優っていう意識はないんです。というより、努めて持たないようにしているのかもしれません。だって、俺が『自分は俳優として~』なんて語り始めたら気持ち悪いでしょ。それは俳優以外でも同じで、自ら“作家”や“カメラマン”と名乗ったことはないんです」

 イラストレーターもカメラマンも俳優も“表現”という点では共通しており、使うのがペンなのかカメラなのか自分の体なのかの違いだけ。そう当人は分析する。

 「ただ、俳優の仕事はある意味異質。他の仕事はリリー・フランキーのクレジットのもとに、俺が責任を負って自分の感性を表現するけれど、芝居は監督に委ねるものだし、自分ではない人間を演じている。これが一番照れがない。リリー・フランキーとしては恥ずかしくてできないけれど、映画の中でケツを出すシーンなら、俺ではなく役がそうしているのだから照れずに演じられるんです」

 是枝裕和監督がメガホンをとった最新主演作『万引き家族』(8日公開)でも、大胆な演技を披露している。演じるのは、生計を立てるために家族ぐるみで万引きを繰り返す一家の父親。印象的なのは妻役の安藤サクラとのラブシーンだ。散らかった部屋の中で2人が絡み合う姿はお世辞にも美しいとは言い難いが、そこに狙いがあった。

 「平成で一番気持ち悪いラブシーンを演じようって、安藤さんと話してね。そもそもある程度の年齢の夫婦が自宅でやっている性行為って、生活臭が漂っていて傍から見たら気持ち悪いものだと思うんですよ」

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