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【ぴいぷる】肩書を持たない54歳、リリー・フランキー 目下の目標は女性下着のデザイナー「実際に買って研究しています」 主演映画『万引き家族』8日公開 (2/3ページ)

 本作では、祖母役の樹木希林や、息子、娘を演じる2人の子役とも息のあった演技を見せている。撮影中は、カメラが回っていないときも、子役を膝に乗せて遊んでいたそうだ。

 「まるで本当の家族のように過ごしていたから、子供たちが本当のお父さんお母さんに連れられて帰っていくのを見るのが寂しくてね。このまま撮影が終わらなければいいのにと思ったほどです」

 傍目には独身貴族を謳歌(おうか)しているように見えるだけに、意外な言葉だ。

 「余裕のある大人の男の代表格というイメージがあるが?」と水を向けると、「全然ですよ」と苦笑する。

 「以前は自宅と事務所兼アトリエを行き来して生活していたんですが、何年か前に家を引き払って仕事場に住んでいるんです。どちらにいても1人だから、家がないほうが自分の心の置きどころがある。『ここは家じゃなくて仕事場だから』っていう言い訳ができるから」

 特にここ1、2年は寂しさが募ることが増えた。加えて、本作の撮影を通じて「家族が欲しい」という気持ちがさらに強まったそうだ。

 「希林さんにそう話したら『結婚は若いうちにしておかないとダメ。物事の分別がついたら結婚なんてできないわよ』って言われて。『俺、まだ分別ついてないから大丈夫です』って返しましたけどね」

 気付いたら、学生時代の友人たちは定年の声が聞こえる年。そろそろ、生活や身辺を整えていかなければならない時期だと感じている。

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