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【ぴいぷる】肩書を持たない54歳、リリー・フランキー 目下の目標は女性下着のデザイナー「実際に買って研究しています」 主演映画『万引き家族』8日公開 (3/3ページ)

 「一方で、挑戦を続けることも大事ですよね。定年後の再就職先を探している友人が『今から新しい仕事なんてできるのか』と不安がっているんですが、これから覚えればいいし、初めて就職したときの気持ちに戻ればいいと思うんですよ。新しいことを始めるのはすごくいいこと。俺自身、初めて映画に出たのが30代半ば。常にルーキーでいたいという気持ちがあるし、新しいことをやっているかぎり精神的に老けない気がして」

 そう語る彼自身、まだ夢は尽きない。目下の目標は、女性物下着のデザインを手がけることだ。

 「下着店で物色したり、実際に購入してバラしてみて、どうやって縫製しているのか研究しているんです。本当にデザイナーになれたら、パリに移住してメゾン暮らしを気取ろうかなって」

 冗談めかして笑うが、この男ならきっと、その夢さえ飄々と実現してしまうのだろうと思わずにはいられない。(ペン・音部美穂 カメラ・宮崎瑞穂)

 ■リリー・フランキー(りりー・ふらんきー) 1963年11月4日生まれ、54歳。福岡県出身。武蔵野美術大学卒後、イラスト、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など多分野で活躍。初の長編小説『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が230万部の大ベストセラーを記録。俳優としては、映画『ぐるりのこと。』(2008年)でブルーリボン賞新人賞、『そして父になる』(13年)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、『凶悪』(13年)で優秀助演男優賞ほか多数の映画賞を受賞。映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が8月31日に公開予定。

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