記事詳細

【ぴいぷる】無駄を楽しむ遊び心が大人の深み増す…館ひろし 石原も渡も…伝統引き継ぎ「きょうもバスローブで来ましたよ」 (1/3ページ)

 ダンディーな雰囲気が魅力のベテラン俳優だ。圧倒的な貫禄とその奥にある懐の深さが、人としての大きさを感じさせる。還暦を過ぎているとは思えない色気と若さがあるが、カッコイイ男であり続ける秘訣は何か。

 「家にこもらないでアクティブでいますね。ゴルフや乗馬をしたりして、いつも体を動かしています。あとは…女好きってことかな」

 そんな現役感バリバリの色男が、9日公開の主演映画「終わった人」(中田秀夫監督)では、正反対の“定年退職を迎えたさえない男”を演じている。

 「おなかにあんこ(詰め物)を入れて、メガネをずらして、ただのおっちゃんになりました。抵抗はなかったし、演じていて楽しかったです」

 趣味なし、夢なし、仕事なし。そして、わが家に居場所なし。定年を迎え、世間から“終わった人”と思われるようになった主人公、田代壮介(舘)に、ある時、人生の転機が訪れる。脚本家、内館牧子による同名小説が原作の心温まるコメディーだ。

 「定年退職って、ひとつの通過点に過ぎないと思うんです。仕事をずっとしてきた人ってそこで終わったような気がしてしまう。でも実は人生が終わるわけではなく、その先も長いんですよね」

 本作では、仕事人間だった男が戸惑いながらも、新たな生きがいを求めていく姿が描かれている。

 「会社員の人は、仕事が突然なくなってしまうことに慣れていないんですよね。僕らはわりと仕事がないこともあるのですが。定年退職した後に何をするかは、準備しておいたほうがいいでしょうね。趣味とか、自分の人生を楽しめるものを。この映画をぜひ、参考にしてみていただきたいですね」

zakzakの最新情報を受け取ろう