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【ぴいぷる】「イケメン」から脱皮…シリアスからコメディーまで硬軟自在、草刈正雄「いい意味で裏切りたい」 (1/3ページ)

 ■死ぬまで役者にしがみついて…

 「俳優」という職業に定年退職はない。人気商売で年齢によって演じる役柄は変わるが、引き際を決めるのは自分自身。

 「この世界だけはね、やめまいと。若いときから七転八倒、ありましたから。ほかのことはできませんし。死ぬまでこの世界にしがみつこうという思いはあります」

 関西テレビ制作のスペシャルドラマ「68歳の新入社員」(フジ系、18日放送)の撮影中に取材に応じた昭和の“元祖イケメン俳優”は、柔和な表情でこう話した。

 高畑充希(26)とのダブル主演ドラマで、古巣の和菓子企業に再雇用されることになったOB社員役。高畑が演じる28歳の女性上司を支える40歳年上の部下という設定だ。

 「岡田(惠和)さんの脚本がすばらしかった。彼とは若い頃から何度もやってきたんですが、役者に愛情を持って本を書く方なので、このドラマのキャラクターも僕に当てて書いてくれたところが多少あったんじゃないかな」

 現在65歳。サラリーマンに置き換えれば、まさに定年あるいは再雇用という年齢になる。「こういうじいさんの役をやる年齢になったんだなと思いましたね」と微笑する。

 ■大人気モデルのコンプレックス

 デビューは資生堂の男性化粧品「MG5」のテレビCMで、モデルとしてお茶の間に登場し、大ブレークした。

 「本当は、事前に行われたオーディションで別の人に決まっていたそうなんです。ある日、マネジャーに連れられて日本天然色映画を訪ねたら大演出家の杉山登志さんがたまたまいらっしゃって、僕のカメラテストをしてくれた。その1週間後にCMの出演が決まったと連絡が入ったんです。当時の僕はカメラの前でどう動くのかも分かっていないようなモデルでしたから、ラッキーでした」

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