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【高須基仁 人たらしの極意】「気さくで楽しい人なんだよ」八丈島で大人気の水川あさみ (1/2ページ)

 夏休みは今年も取らない主義だが8月3日から2泊3日で八丈島へ出張に行ってきた。

 若い漁師たちと島焼酎「情け嶋」を酌み交わしながら、島の生活について大ディスカッション。島を訪れる俳優やお笑いタレントたちの一部には、ここには書けないような傍若無人なふるまいの輩もいるという。

 しかし、女優の水川あさみの人気は別格だ。

 「あさみさんは島でダントツ。とにかく、気さくで見ていて楽しい人なんだよ」と、島の為朝神社で神職にある知人が教えてくれた。

 日本の人気コミックを韓国の監督が実写映画化したサバイバルホラー「彼岸島」(2010年)の一部ロケが八丈島で行われた。当時は人気俳優も民宿で雑魚寝しながらの合宿生活だったが、水川は実に天真爛漫で、島の人に大いに心を開いていたそうだ。

 私が島を訪れた目的のひとつは、今年1月に亡くなった論客、西部邁さんが分骨された八丈神社境内にある奥津城(おくつき=神式の墓)に手を合わせることであった。

 台風や暴風雨にさらされた境内は乱雑になっていて、辺りの掃除を一人ぽっちでやりながら、「自裁死」を選択した西部さんの御霊が安らかに、と願った。そして、宮司の別邸を兼ねた大きな社務所に一人でとまった。夜には、人生で味わったことのない孤独感が襲ってきた。この地で私と酒を酌み交わした西部さんをはじめ、源為朝や宇喜多秀家ら、島に流れ着いた無念の人々に思いを寄せ眠りについた。

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