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【ぴいぷる】撮影監督・山田康介さんは“必撮”仕事人 高倉健さんの言葉で仕事の姿勢が繊細に (1/3ページ)

 さわやかだった第一印象が一変した。

 写真撮影のため、ソニーの映画製作用カメラ「VENICE(ベニス)」を構えた瞬間、カメラと一体となった職人の姿になった。

 映画「シン・ゴジラ」で、2017年の日本アカデミー賞最優秀撮影賞に輝いた撮影監督。13日から放送が始まるドラマ「コールドケース2」(WOWOW)では、時代との格闘に挑んだ。

 米人気ドラマのリメーク版である同作は、未解決事件の真相解明にあたる刑事らの姿を描いている。自然、過去と現在が交錯する映像のでき映えが、作品のクオリティーを左右することになる。

 「一つのドラマの中に、また別の物語を作っていく。それを映像で見せることが面白い。ものすごく難しくて悩んだりもするんですが、楽しかったですね」

 登場する時代は、1950年代から現代まで幅広かったという。「時代に合うように米国から取り寄せた白黒フィルムを使って撮ったり、ハイエイトという家庭用のビデオで撮影したりしたこともありました。現在パートでは、今現存するなかで考え得る最高の機材、最高の環境で撮っています」と振り返る。

 撮影方法でも、登場する時代に合わせた質感と撮り方にこだわった。過去と現代の機材、手法を駆使するさまは、まさに職人を感じさせる。

 撮影を職業にしたいと思った原点は、高校時代にある。米映画「セブン」(95年)を見て、「ルック(作品の色味)が『これは違う』と思いました。そこから撮影というものを意識し始めました」。

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