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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】“地面師”55億円詐欺事件 芸能界に巣くう…主犯格・生田の素性とは? (1/2ページ)

 「よくもまあ、天下の1兆円企業、積水ハウスが、あんな典型的な詐欺師を信じちゃったのかと思ったよ。調べればすぐあいつにババひかされた被害者が続々出てくるし、悪評だらけ。よっぽどあの土地に目がくらんだのかね」(主犯格の生田容疑者を知る不動産業者)

 大手住宅メーカー「積水ハウス」が、東京・五反田駅から徒歩3分の一等地にある老舗旅館「海喜館」の約600坪の土地取引をめぐって約55億5000万円がだまし取られた事件。

 昨年4月に売買契約を締結するも、すぐに“地面師”による詐欺だったことが発覚、同社は和田勇会長(当時)が引責辞任するなど騒動に発展。警視庁捜査2課は10月16日、犯行グループ十数人のうち、所有者の女将になりすまし、“地面師”間では「池袋のK」と呼ばれていた羽毛田正美容疑者ら、男女8人を逮捕した。

 キーパーソンは生田剛容疑者(46)。土地は、生田が実質的オーナーの不動産会社が“なりすまし女性”から購入し、積水ハウスに転売する形で売買した。

 「生田はとにかく口がうまくて、相手が官公庁のキャリアであろうが一流企業のエリートであろうが、抜群にハッタリがきいて、言葉巧みに手なずける。商談ではパリッとしたスーツを着て実業家を装い、TPOで外見を使い分ける。普段は日焼けして長い髪の毛を後ろで結んでいて、アーティストっぽく見えるというか、まあ遊び人といった感じかな。もともとあいつは若い頃に高利貸をやっていて、『金利が1日10%で貸し付けていたから、もうかってもうかって笑いが止まらなかった』と自慢し、『金融を覚えたのはユニマットにいたから』と話していた。もうけた金をもとに事業を拡大した」(生田をよく知る実業家)

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