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【ぴいぷる】ペットボトル、モーニングコール…和製英語に魅せられて 北九州市立大学 アン・クレシーニ准教授 (1/3ページ)

 ■「ペットボトルは英語じゃないって知っとうと!?」がヒット 

 ペットボトル、コピペ、モーニングコール、ナイスシュート…。

 実はこれ、すべて「和製英語」。そう、世界ではまったく通じない。

 そんな和製英語などを介し、日本文化と日本人の世界観を研究して18年。アメリカ国籍。5年前、日本の永住権を取得した。本職は北九州市立大学准教授だ。

 和製英語が誕生しやすいのはなぜ?

 「カタカナの存在ですね。日本語には外国語をカタカナ表記する習慣があって、単語同士をくっつけたり創造したり、略語にしたりする土壌を作ったんだと思う。一例を挙げればパソコン。Personal Computerを略したものだけど、これにノートがつくとノートパソコンという和製英語ができ上がります」

 英語では膝の上に置くという意味からLaptop、世界ではLaptop Computerと言った方が伝わりやすいそうだ。

 日本語に魅せられ研究を始めたが、来日当初は違った。理解を超えた言葉や出来事には時として「だってアメリカではそんなこと言わないし、しない」と異邦人を決め込んでいた。

 だが研究のきっかけを与えてくれたのは「パイプカット」(精子を出なくする手術)という和製英語との出合いだった。

 「意味を聞いてもう大笑い。でも何てクリエーティブな言葉だろうと感動さえ覚えたんです」

 英語ではラテン語由来のvasectomy(精管切除)。が、「和製英語の方が意味明瞭。世界共通語に推薦したいぐらい」と大まじめに言う。

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