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【外国人が見るニッポン】外国人タレントの歴史から見る…変わりゆく日本人 (1/4ページ)

 皆さん、ズドラーストヴィチェ!(ロシア語でこんにちは!)

 生まれはロシア、育ちは関西、舞台は東京! ロシア系関西人の小原ブラスです。

 前回このコラムで日本と海外のテレビ番組のあり方とその違いについてまとめさせていただいたのですが、日本のテレビには海外では見かけることがないジャンルの人たちが出てくるのも見どころの1つだと思います。

 それが「外国人タレント」と呼ばれるジャンルの人達。今回は日本のテレビが始まってから今日まで、根強くテレビ番組にその枠が設けられているジャンル「外国人タレント」の長い歴史を見ていきたいと思います。

■外国人タレントは日本ならではの文化

 これだけ外国人タレントというジャンルが確立されたのも、ただ日本が島国で外国人という存在が異質で面白いものだったからという単純な理由ではなさそうです。周りからの見た目、つまり海外からの見られ方を異常に気にするという日本人の国民性なくしては、ここまでハッキリと外国人タレントという型が出来ることは無かったと思います。

 例えばロシアで外国人タレントと称し、アメリカ人(もしくはその他の国の外国人)が出てきてロシアについてあーだこーだと語られても、誰も興味を示しません。大半の国民が外国人にどう見られるかなんて気にしないのです。だから外国人タレントというジャンルも当然流行らないのです。

 戦後、日本が焼け野原から先進国へと駆け上がる過程で、外国に追い付くぞ! 外国に負けてたまるか! という闘争心からくる外国コンプレックスが、この海外からの見た目を気にする性質を培ってきたのかもしれません。外国人タレントというジャンルはもはや日本独自の文化と言っても過言ではないでしょう。

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