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【壇蜜のもっとハァハァしてる?】オレとラテ、違いは…「言葉」に富んだ国の、器用な国民性 (1/2ページ)

★其ノ弐百六拾六

 例えば、カフェオレとカフェラテ。「どう違うの?」と聞かれて「どっちもコーヒーと牛乳混ぜたもの」と思ってしまったことってないでしょうか。世の中には違いはあったとしても、その違いはわずかで、どちらでもいいや…と放棄できそうな「似ている2つの言葉」がたくさんあることに気づきます。

 学生時代、日本語教員の免許を取得するためのカリキュラムを受けていて、先生から「生徒さんに違いを聞かれたときが一番困るんだよね」とおっしゃっていました。

 先生はベテラン日本語教師で本も何冊も出されており、おまけに講師として講演やテレビ出演などさまざまな媒体で活躍されている方でした。そんな人でも困るようなことがあるんだなー、と話を聞いていました。

 さらに先生は「特に『は』と『が』の違い。僕は聞かれてもどちらもおんなじです、って答えちゃう。これこれこう違うって『違い』を無理して作れば、日本語習得する生徒さんの学習の自由度を下げるからね。当てはめてみて、違いは自分で覚えていけばいいんだよ。実際に違いはないし」と続けたのです。

 衝撃でした。「どっちも同じ」と教える勇気も時には必要なのかと感心したほどです。緻密になりすぎて前に進めない状況は、私も英語を勉強し諦めた者としてよく分かります。

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