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【大人のTV】“国内最強”水沢ダウンの起源に迫る テレビ東京系「カンブリア宮殿 機能性の追求を武器に!スポーツメーカーのサバイバル経営」

★カンブリア宮殿「機能性の追求を武器に!スポーツメーカーのサバイバル経営」(テレビ東京系、13日午後10時)

 冬になると話題になるのが“国内最強ダウン”と称される「水沢ダウン」。高級ダウンで売り切れ続出だそうだ。今回は、水沢ダウンを製造しているスポーツ用品メーカー、デサントの話。

 ちなみに「水沢」とは工場のある岩手県の地名。もともとは2010年のバンクーバー五輪で日本選手団に提供するために開発されたもので、ステッチをなくすことで水分含浸を防ぐのが特徴となっている。要はめちゃくちゃ暖かいということ。五輪に先がけ08年から一般販売されている。

 まずもって、デサントという社名が、フランス語の「descente=滑降」に由来している。つまりは、スキーウェアに欠かせないダウンで、こうした最高級品を作り上げることは当然のなりゆきなのだ。

 番組では、ものづくりにかける同社の歩みをたどっていく。同社は、社長の祖父、石本他家男(たけお)氏が大阪で1935年に興した紳士服店「ツルヤ」がはじまり。最初は野球のユニホームで注目されることになる。今では当たり前になっているメッシュ地のユニホームを開発したのも、同社だという。

 日本を代表するスポーツブランドに成長したが、98年にアディダスとの契約が解消したことで赤字にも転落し窮地に陥った。しかし、この“アディダスショック”が、デサントを生まれ変わらせることになる。

 ものづくりの原点に戻り、自社ブランド強化に全社一丸となって取り組んだ結果、ついに機能性を追求した水沢ダウンが誕生することになったのだ。さすが日本のものづくりの力だ。

 とはいえ、1着10万円近くする水沢ダウンは、まったく縁のない存在だ。そんな記者はジャージーでも重ね着して、寒さをしのぐとしますか。(F)

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