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【大人のTV】“光の魔術師”の点描に迫る BSフジ「松下奈緒フェルメールの光を求めて」 (2/2ページ)

 それにしても、なぜフェルメールは光を点で描いたのだろうか。凡人の私など、光が点に見えることなど、ついぞない。

 同じように“光と影の魔術師”と呼ばれるレンブラントは、闇を際立たせることで光を印象づけている。しかし、フェルメールは光自体を描いているのだ。

 光が粒であるというのは「量子力学」の世界だ。20世紀になって確立していく量子力学を、17世紀の画家であるフェルメールが知るよしもない。しかし、その考え方は間違っていなかったのだから恐れ入るばかり。

 番組では、なぜフェルメールが光を点描するようになっていくのかを追っていく。

 この番組を見た後には、現在、上野の森美術館(東京・上野)で開催中の「フェルメール展」で生のフェルメールに触れてみてはいかがだろうか。(F)

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