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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】桑田佳祐、松任谷由実らベテラン勢健闘も… 紅白MVPはMISIAのパワフル歌唱力! (2/2ページ)

 出演者によっては応援のステージ参加をせずに中継場所から特別感を出すケースもあるが、サザンが率先して紅白会場を盛り上げ、芸能界の上下関係ではなく、同じミュージシャン仲間というハッピーなムードが自然と形成されていたのは大きかった。

 また、あいみょん(23)やDAOKO(21)、「Lemon」をテレビで初歌唱した米津玄師(27)ら若者からカリスマ的人気の歌手を初出場させたのもインパクトがあった。なかでも筆者がベストパフォーマンスと挙げたいのが、デビュー20周年を迎えたMISIA(40)だ。

 TBSドラマ「義母と娘のブルース」主題歌「アイノカタチ」を圧倒的な歌唱力で披露したかと思えば、さらにデビュー曲「つつみ込むように」で高音ノンブレス20秒のパワフルな歌声を響かせ、歌い終わったあと会場はそのすごさに一瞬静まり返ったほど。まさに圧巻、歌のうまさが表現力、歌の力だとあらためて実感した瞬間だった。めったに紅白に出ない彼女だが、やはり今回のMVPと称したい。

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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