記事詳細

【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】捨てたものではない若者の『感性』 政治と芸能「関係ないでしょ」 (1/2ページ)

 さらに激しくなる乱世2019年。芸能という世界に身を置いている立場から言わせていただくと、国際政治と民間芸能の「分離」というのは、平和への最後の「砦」であると思っている。

 分かりやすい代表的な例を3つほど挙げてみる。

 (1)混迷が続く沖縄米軍基地問題。その最中に「アメリカ様~大好き」という歌詞のポップスが2018年の日本芸能界を大席巻した。

 (2)さらに泥沼化する日韓問題。JR東日本によると、「2017年度1日あたりの駅別乗車人員ランキング」伸び率の第1位は、第3次韓流ブームに沸くコリアンタウン新大久保である。実際に休日などに行くと、新大久保駅前周辺はまともに歩けないほどに若い女性であふれ返っている。

 (3)現実的な出口がなかなか見えない北方領土問題。2島返還でプーチン大統領が日本に狡猾に迫っているが、そのプーチン大統領をアクションスター扱いしているようなカレンダーが発売後数日で完売、売り上げもトップだという。

 芸能好きの若い子は、国際政治なんて興味がないから、直感的な行動に走っているだけと切り捨ててしまう、オトナな考え方もあるだろう。

 だが、若い子たちの感性というのは捨てたものではないと言いたい。

 実際にそんな世代とも話したことがあるが、彼らだって、昭和から続く日本のアメリカ追従スキームが、どういったもので、どういったメリット・デメリットがあるかということは意外に分かっている。

 また韓国の果てしない反日行動を苦々しく思っている子もいるし、ヨーロッパでも問題になっているロシアの軍国主義的な行動も分かっている。

 ただ、同時に彼ら世代がハッキリと言うのは、「ソレ」と「コレ」は関係ないでしょということであった。

関連ニュース