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【サザンオールスターズ40周年への轍】1990年 2枚のアルバムがミリオンを記録! 「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に輝く (1/2ページ)

★第13回

 女子高生スタイルにチノパンやPコート、ダウンジャケットがはやり、任天堂からスーパーファミコンが発売された。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の大ヒットで「ちびまる子ちゃん現象」が流行語で金賞になり、“オヤジギャル”や“アッシーくん”という言葉が登場。また、秋篠宮さまと紀子妃の御成婚で“紀子さまブーム”に染まり、大阪では「花の博覧会」が開催された。海外ではベルリンの壁が崩壊、東西統一ドイツが成立。そしてバブル景気最後の年といわれた1990年-。

 新年1月13日。サザンオールスターズは実に4年半ぶりとなるオリジナル・アルバムを発表した。そのタイトルもズバリ「Southern All Stars」。これがサザンのアルバムでは初のミリオンを超えるセールスを記録した。

 デビューしてから年に1枚のペースでアルバムを発売してきたサザンだったが、85年の「kamakura」以来、これまでにないインターバルを置いただけに、ファンの期待を壊したくなかったに違いない。

 しかも、アルバム・タイトルに堂々とバンド名を冠したことは、彼らなりの自信の表れともとれるが、一説には、ビートルズのいわゆる「ホワイトアルバム」(タイトルに「the Beatles」とバンド名を冠したアルバムで、グループ名と本作を区別するため白1色のジャケットにちなみ、そう呼ばれる)を意識したものともいわれた。

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