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【月面着陸50年 知って得するあの映画の舞台ウラ】美術担当を手塚治虫に依頼も多忙で断られ… 1968年公開「2001年宇宙の旅」 (1/2ページ)

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 最終回は「2001年宇宙の旅」(1968年日本公開、スタンリー・キューブリック監督)だ。映画史に燦然と輝くエポックメーキング的な名作。原作は巨匠アーサー・C・クラーク。

 SFとはいえ荒唐無稽ではなく、科学的に可能であろう論理に基づいている。それもそのはず、彼はロンドンのキングズカレッジで物理学を専攻した科学者なのだ。公開がアポロ11号の月面着陸1年前ということにも驚かされる。

 ファーストシーンは人類進化の象徴を表す、戦いに勝ったサルが骨を空に投げ上げるところから始まる。これは後の人工衛星を意味している。

 続いて未来の地球。アメリカの宇宙評議会フロイド博士は月のクレーターで地中から発見された黒い物体(モノリス)を調査するため月に向かう。それは太陽の光を浴びて突然木星に向かって強力な信号を発した。

 木星を目指す宇宙船ディスカバリー号を操縦するのはコンピューターHAL9000。HALは調査をやめさせるため、暴走を始める。ボーマン船長(キア・デュリア)はHALを停止しようとするが、逆に殺されそうになる…。

 ロケットの船体は全長100メートル。推進力は原子力エンジン。乗員5人だが、目的地到着までは3人が冷凍睡眠装置に入っている。宇宙船の設計図は流用を恐れたキューブリックが廃棄したので残っていない。

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