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【百恵さんと三浦友和 記者だけが知る愛の日々】「記者の心得」伝授した三浦友和からの“サプライズ” (1/2ページ)

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 あるとき、東京・四谷の和風スナック「ねこじゃらし」で三浦友和から「テレビのドラマでスポーツ紙の芸能記者をやるので、ノウハウを教えてほしい」と頼まれた。

 「衣装はあなた(私)のファッションを参考にします」という。何だかくすぐったかったが「百恵さんの恋人の注文」に異存はない。

 私の当時の服装は1970年代後半にはやったもの。サファリルックの上着にズボンはパンタロン、生地はベッチンで靴は中ヒール、それにカールした髪は長かった。

 彼は「僕は上下を茶でまとめ、ヘアも伸ばして中ヒールを履く」と真剣そのもの。私も「熱心ですね」と照れるしかなかった。すると「記者の日常、仕事ぶり、スクープのコツ、何でもいいからアドバイスしてほしい」とヒザを乗り出した。

 私は驚いて「ちょ、ちょっと待ってよ。これでじゃ、あべこべじゃないの?」。

 やがてアルコールも回り、私の舌の回転も早くなった。

 (1)寝不足のときは移動中のタクシー内で眠って英気を養う(2)酒は仲間と飲むより仕事相手と飲むこと(3)マージャンは時間の無駄だし、金銭が動くからニュースはとれない(4)取材相手と飲むときはメモをとらず油断させて、肝心なことはトイレでメモ(5)就労後も常に取材対応ができるように強い酒は避ける。

 私は先輩から教わった記者のイロハを伝えた。友和は熱心に私の話をメモし、何度も質問もしてきた。

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