記事詳細

【酒井政利 時代のサカイ目】鈴木京香の歌手デビューに釘付け… 藤井隆の巧みな演出光る (1/2ページ)

 ナチュラルな美しさと包み込むような母性に、女性の目線と男性の視線を浴びている鈴木京香。久々に咲き誇る女優だけに、歌手デビューがファンをざわつかせている。

 これまでに映画『男はソレを我慢できない』(2006年)では高橋幸宏と細野晴臣のユニットをバックに歌を披露したり、ドラマ『琥珀』(17年、テレビ東京)の中で菅原洋一の名曲『知りたくないの』を歌ったりしてはいるが、いずれも役としての歌。

 映画で初めて歌を披露したとき、「本当に歌が下手なので、今回は私にとっての新しいチャレンジでした。映画は素晴らしいけれど、私の歌だけが心配」と話したほど歌手への関心は薄かったようだ。

 今回、歌手デビューのきっかけはタレントの藤井隆。昨年、舞台で共演したのが縁でもともと鈴木のファンだった藤井が「(鈴木の)芸能生活30周年の記念と、平成最後の記念に私たちファンに何かいただけませんか」と鈴木に懇願した。

 「私が歌うなんて、CDを出させていただくなんて…恥ずかしさで固く目をつむり、手探りで進む覚悟だった私ですが、藤井プロデューサーのもとで詞をつくり歌うことはとても楽しく、その時間は豊かなものとなりました」と鈴木。

 デビューCD『dress-ing』は『海岸線より』『わたしの左岸』『水星』の3曲入りのシングル。いずれも作詞は鈴木自身。

 音楽レーベルは藤井が主宰するSLENDERIE RECORD。

 企画、作家陣への依頼、楽曲製作、そしてアートワークを含むプロデューサー、デザイナーの役割はもちろんすべて藤井。「徹底的に考え、動き、働きかけ、鈴木京香さんのファンの方々に喜んでいただけるよう30周年の記念の作品になるよう心を込めて制作」したという。

関連ニュース