記事詳細

【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】親のエゴも少子化の原因…「無子高齢化」という言葉に感じた新鮮味と違和感 (3/3ページ)

 逆に男の子を持ち、その男の子の未来に希望を抱く親に尋ねてみたい。あなたの優れた20代の長男が、もし妊娠できるとしたら、子供を何人も生ませて育てさせたいですかと。

 おそらく、そんなことは想像もしていないであろう。一生懸命勉強して、自己実現をかなえ、40歳くらいで結婚すれば良いと思っているはずである。

 つまりその親たちは、他人の娘にその「超難作業」を平然と押し付けているということなのだ。

 それを冗談ではないと感じる、娘を持つ親は私だけではないはずだ。

 少子化というのは、社会福祉システムの不備や晩婚化、結婚しない選択などというだけではなく、私のような、女の子を持つ、「バカ親」のエゴも関わっているのである。

 ■大鶴義丹(おおつる・ぎたん) 1968年4月24日、東京都出身。俳優、小説家、映画監督。88年、映画「首都高速トライアル」で俳優デビュー。90年には「スプラッシュ」で第14回すばる文学賞を受賞し小説家デビュー。

 主な出演番組は「アウト×デラックス」(フジテレビ系)など。

関連ニュース