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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】コンビニ騒動のウラにある「無理」 イマドキの「蟻の一穴」ナメないほうがいい (1/2ページ)

 コンビニ業界が、アルバイトからオーナー、そして果てはフランチャイズシステムの限界と、何やらあちこち騒がしい。

 アルバイト店員らによる「(1)悪ふざけ動画」が騒ぎになったことから、コンビニ業界の裏側が注目されたのが発端だったと記憶している。

 次は、逆にアルバイトへの過度なノルマや買い取り強要といった「(2)ブラックアルバイト現場」の体質が取り沙汰された。

 そして最後は、先日、コンビニオーナーへのフランチャイズ本社からの、かなり一方的な「(3)強い支配図」が問題になったのである。

 この騒ぎの順番はよくできていて、その事件を数字でさかのぼっていくと、騒動の構造がわずかに透けて見えてくる。

 (3)強いフランチャイズ契約でコンビニオーナーが困窮する→仕方なしに、(2)アルバイトに無理を強要→アルバイトは現場ストレスから、悔しさまぎれに(1)悪ふざけをネット投稿。

 あくまで私見だが、発端であった悪ふざけの動画投稿が、結局、そういうピラミッド構造に起因しているかもと邪推せざるを得ない。

 その構造はすべて合法的な商業活動なので、私のような立場の者がどうこう言えるレベルではないが、1つの業界がこれほどまでに注視されたケースも少ないと思う。やはり何かしらの「無理」があるのは確かであろう。

 だが、買い物から支払い、ATM、宅配便とコンビニを朝から晩まで当たり前のように使っている私たちからすると、自分の生活に直結し過ぎているゆえに、その現場の裏側に、そんな暗黒面が広がっているかと思うと、アイス1つ買うときにおいても、何となく重々しいものを感じてしまう。

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