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【大人のTV】人物設定ガッチリでストーリーきっちり 異色刑事ドラマの続編「警視庁捜査資料管理室」 (1/2ページ)

★警視庁捜査資料管理室「『捜査資料管理室』本格稼働!ついに、僕にも部下ができた!!」(BSフジ、4月1日午後11時)

 昨年BSフジで放送された異色の刑事ドラマの続編だ。部屋から出ることなく、妄想だけで事件の謎をひもといていく。いわゆる倒叙ミステリーの「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」とも違う、もはやアイデア勝ちのミステリーだ。

 主人公の明石幸男(瀧川英次)は警視庁技術専門官ではあるが、警察官ではない。妄想オタクのこの男が、妄想をふくらませ、解決済みの事件の隠された真相を勝手に暴いていくのだ。

 今回は、「捜査資料管理室」も(仮)が外れ本格始動。新たなメンバー2人を加えるが、この新人もなぜかくせ者ばかり。狭い部屋の中で、アクの強い顔ぶれがああだこうだとやりとりしていくのは、どこか「踊る大捜査線」のにおいも感じさせてくれる。

 とにかくこういう作品はストーリーが命。ラストに待ち受ける結末が、気持ちよくカタルシスを与えてくれないといけない。そのためにも破綻なく進めていくことが必要なのだ。スタッフも相当知恵を絞っていることだろう。

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