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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】「偉い人からめちゃくちゃ怒られましたよ」 ショーケンから始まった、新人刑事の“殉職” (1/2ページ)

 ショーケンと呼ばれ愛された男、萩原健一さんが亡くなった。消化管間質腫瘍を患い2011年から闘病していたが、容体が急変。3月26日、都内の病院で妻の理加さん(モデルの冨田リカ)に看取られながら、眠るように息をひきとったという。68歳だった。

 「中村さんね、実は俺、最初ドラマやりたくなかったんだよ」

 09年7月、萩原さんは都内にある薄暗い喫茶店で、例のくしゃっとした笑顔を見せこう語った。

 ザ・テンプターズ、沢田研二と結成したPYG、その後ソロ歌手として、またドラマ『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』、映画『青春の蹉跌』『影武者』など俳優として、多くのファンを魅了したスターだった。

 そのとき聞いたのはドラマデビューとなる『太陽にほえろ!』のエピソード。初代新人刑事のマカロニ役で、カリスマ的人気となった。

 「台本読んだら、俺のあだ名がなんて書いてあったと思う? ボーヤだよ、ボーヤ。テンガロンハットかぶってオートバイで登場ってあるし、なにがなんだがわからなかった。荒唐無稽で、すごい変なキャラクターになるかもしれないから、悩んでやめようかなって考えたんだけど、そのときは金を稼がなきゃいけない事情もあって、プロデューサーから説得もされた。だから俺の好きなようにやらせてくれってお願いして、引き受けることにしたんです」

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