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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】“失言大臣”が教えてくれたこと 日本の社会組織にありがちな構図?「桜田氏をたたいてすむ話ではない」 (1/2ページ)

 「桜田義孝オリンピック・パラリンピック担当大臣辞任のニュースが飛び込んできたとき、局内の反応は『これまでよくもったものだ』『これでたたきおさめか』。とかく“失言大臣”として注目されてきましたが、視聴者はもちろん、コメンテーターも関係各所に忖度せずにこき下ろせる先生だっただけに、ある意味貴重なキャラだったと言えるかもしれません」

 苦笑交じりにこう語ったのは民放報道幹部。4月10日、東京都内で行われた高橋比奈子衆院議員(比例、東北ブロック)の政治資金パーティーであいさつした桜田元大臣。高橋氏の地元・岩手県に海外の観光客が訪れるとしたうえで、「おもてなしの力を持って、復興を協力していただければありがたい。そして、復興以上に大事なのは高橋さんでございますので」と発言。2万人以上が犠牲となり、福島第一原発でメルトダウンが起きた東日本大震災、その被害者の感情を傷つける内容だっただけに、さすがに悪質とされ、即刻更迭となった。

 2016年に従軍慰安婦を「職業としての売春婦だった」と発言し、物議を醸した経歴もある桜田氏が、第4次安倍改造内閣で初入閣したのは18年10月。

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