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【みうらじゅん いやら収集】「ここのベッド、回転するらしいぞ」回転寿司のノリでラブホに誘い… (2/2ページ)

 それも“いやらしいから”という理由で禁止されたのなら、ラブホはフツーのホテルになってしまう。「カラオケとゲーム機も相当、古いですよ」と、宮藤さんが指摘した。お泊まりならまだしも休憩で入って、そんなことに興じる暇はあるのだろうか? かつては本来の目的で入ったこともある僕は思った。「言い訳じゃないっスかね、男の」、確かにラブホには後ろメタファーが付きものだ。何やかんや理由をつけて女子を誘うわけだから「ここのベッド、回転するらしいぞ」などと、たぶん当時、同時くらいに出来た回転寿司のノリで男は言い訳にしていたのかもしれない。

 ■みうら・じゅん 1958年2月、京都市生まれ。イラストレーター、漫画家。エッセイストとしても知られ、97年に「マイブーム」で新語・流行語大賞を受賞した。近著に『マイ遺品セレクション』(文藝春秋)、『キャラ立ち民俗学』(角川文庫)など。27日に『見仏記 道草篇』(KADOKAWA)が発売予定。

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