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“次のカメ止め”!? 来るべきAIの未来を予見「センターライン」 20日公開 (1/2ページ)

 製作費たった300万円という低予算で作り、30億円超を生んだ「カメラを止めるな!」には、大当たりする理由があった。入場料に見合った面白さ、俳優のしっかりした演技力が一にも二にもその理由だろう。

 そんな2匹目のドジョウを予感させるインディーズ映画を見つけた。20日公開の『センターライン』(下向拓生監督)がそれだ。

 何がそう思わせるのかというと、ズバリ斬新な未来の先取り。「AIは人間のような感情を持つことができるのか」というのがテーマだからだ。

 ストーリーを簡単に紹介しよう。

 自動車の運転がすべて完全自動になった平成39年。完璧なはずなのに初めて予想外の事故が。車がセンターラインを超えて対向車と正面衝突し運転手が死んだのだ。

 新米検事の米子天々音(吉見茉莉奈)は見分書を見て、自動運転をしていた人工知能MACO2を過失致死罪で起訴する決心をする。死んだ運転手とはその人工知能の生みの親だった。

 上司からはAIが運転を間違うはずはない、無謀な裁判だと反対されるのだが。公判でとんでもない証言が飛び出した。MACO2が「自分がわざと殺しました」といったのだ。果たして人工知能は、人間と同じ殺意を抱くことができるのか。

 弁護人が有利な中、それを証明するために米子検事の奮闘が始まる。

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