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俳優・柄本明が息子たちを語る…2人の活躍にも「期待するようなことは何もない」 異色ドキュメンタリー「ゴドーを待ちながら」 (1/2ページ)

 NHKの連続テレビ小説「なつぞら」にも出演中の柄本佑(32)と大河ドラマ「いだてん」に出演の柄本時生(29)の兄弟はいまや若手俳優のトップランナーだ。そして2人の父の俳優、柄本明(70)。この3人の不思議な関係性が浮かび上がる異色のドキュメンタリーが20日公開の「ゴドーを待ちながら」(撮影・演出=山崎裕)だ。

 佑と時生による演劇ユニット「ET×2」が挑んだサミュエル・ベケットの不条理劇「ゴドーを待ちながら」。本作は2017年に父である明が演出を手がけた再演時の舞台裏を収めたドキュメンタリーだ。

 不条理劇といわれる「ゴドー」。「ベゲットの書いてることって、やっぱり分からない。でもなんか面白い。考えてみたら世の中って不条理なんだから。不条理なことを条理だと思わされているの。ベゲットもそういうことを書いてるのよ」と父の明。

 映像には、明が最初は2人のけいこを笑いながら眺めながらも、次第に演出に熱が帯びてくる姿があるが、演出を引き受けた理由は「演出してくれっていうからさ」とつれない。

 「もちろん親子であることは否めないけど、感慨深いとかもないよ。あくまでも演出家と俳優。まずはきちんとせりふを言ってくださいよってことだから。それが一番大事だから」

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