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【高須基仁 人たらしの極意】自転車にまたがり、列島を駆け巡る…火野正平“お遍路行状記”に勇気もらう! (1/2ページ)

 私とザ・ワイルドワンズの鳥塚しげきは昭和22年生まれの同学年ということもあり、50年来のおつきあいになる。

 月に一度、東京・銀座のライブハウス「まじかな」では約50人の同世代ファンを前に、「生存確認ライブだよ」と笑いを誘いながら単独ライブを開く。ポール・アンカの曲でツイスト&ジルバを踊り、最後は決まって「想い出の渚」。実に健康的なのだ。

 そんな団塊世代の彼ら彼女らと話をしていると、最も話題にのぼり、“視聴率”が高いのが、火野正平の「にっぽん縦断 こころ旅」(NHK BSプレミアム)である。69歳の火野が自転車(ロードバイク)にまたがり、列島をひたすら人力で駆け巡る。8年間で1万3770キロを走破し、800日以上も旅してきたという。

 当初は、かつての女遍歴のあれこれを思い、「大丈夫なのか」と思ったが、もはや違和感なし。ひたすらペダルを踏む姿がすっかり定着。薄くなった髪をスキンヘッドにしてバンダナで覆い、老眼鏡と思われる色付きメガネの所作までが良い。シニアになってから鍛えられたぷりぷりに筋肉が付いた下半身に見とれて、こちらも旅心地になる。

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