記事詳細

漫画原作者・小池一夫さん死去、82歳 モンキー・パンチさん追悼ツイートしたばかり… 公式ツイッター発表

 ■82歳肺炎「子連れ狼」などが国内外で人気

 「子連れ狼」や「御用牙」などの漫画の原作者で作家の小池一夫(本名・俵谷星舟=たわらや・せいしゅう)さんが17日、肺炎のため死去したと公式ツイッターが発表した。82歳。葬儀は親族で執り行ったという。個性的なキャラクターが登場する作品は国内外で人気で、多くの後進も育てた。最近はブログやツイッターも話題だった。

 ツイッターでは《かねてより入院療養中であった小池一夫は肺炎により4月17日永眠いたしました。(中略)なお故人の遺志により葬儀は親族のみで執り行いました》とつづられている。

 秋田県出身で中央大法学部卒。1968年にさいとう・プロダクションに所属し、70年に漫画原作者として独立。「子連れ狼」(小島剛夕作画)は映画化、ドラマ化されて大ヒットしたほか、海外でも人気を博した。

 「御用牙」(神田たけ志作画)、「修羅雪姫」(上村一夫作画)、「クライングフリーマン」(池上遼一作画)などの漫画原作のほか、東文彦名義で「マジンガーZ」などアニメや特撮の主題歌の作詞も手がけた。

 77年には「小池一夫劇画村塾」を設立、高橋留美子氏や原哲夫氏、板垣恵介氏ら多くの才能を世に出した。登場人物のキャラクターを重視する作劇法を提唱、大学教授として「キャラクター原論」などについて教鞭(きょうべん)をふるっていた。

 2010年、75歳でツイッターを始め、身辺雑記や妻とのやりとりを赤裸々につづった投稿で約90万人のフォロワー(19日正午現在)を集めた。ブログでの人生相談も人気だった。

 小池さんが死去したとされる17日には、11日に死去した漫画家のモンキー・パンチさんの訃報に触れ、「淋しくなるなぁ」とつぶやいていた。

関連ニュース