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【テリー伊藤 狸の皮算用】人と接するのが苦手な人に眠る「創造主としての才能」 企業は採用に「引きこもり枠」新設しては? (1/2ページ)

 先日、私はテレビ局の幹部に「車椅子の女子アナを採用してほしい」と提言した。

 来年は東京パラリンピックが開催されるというタイミングもある。その取材を車椅子の女子アナに担当してもらってはどうか。

 パラリンピック後も、車椅子の女子アナが毎日テレビの画面に登場して、笑顔で明るいニュースを紹介したり、鋭い質問を政治家に浴びせたりする。こういうことが日常になれば、障がい者と健常者の境も少しはなくなってくるんじゃないか。

 健常者だろうが、障がい者だろうが、仕事のできる奴はできる。障がい者なら、健常者の経験したことのない景色を見ている分、私たちが考えもつかないような、新しい何かを創り出すことができるんじゃないか。

 障がい者の雇用促進に関する法律が制定され、障がい者雇用は徐々に増加しているんだけど、法定雇用率を達成するための数合わせで雇う企業もあるんじゃないか。どんな仕事をしてもらえばいいのか、迷っている企業もあるだろう。

 例えば自動車会社なら、交通事故で体が不自由になった人に、事故を起こさないクルマの開発に携わってもらったらどうか。こういう形で積極的に採用することで、「無から有を生み出せる人材」が出てくるかもしれない。

 そんなことを考えていたら、こんな数字が飛び込んできた。内閣府によると、40-64歳の引きこもり状態の人が全国に61万人いるという。

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