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【大人のTV】“封印された”特撮ものが甦る エンター・ザ・ミュージック「映画音楽特集」 (1/2ページ)

★エンター・ザ・ミュージック「映画音楽特集」(BSテレ東、11日午後11時半)

 「音楽は世界を豊かにする!」をテーマに、ジャンルを越えたトークや演奏でクラシック音楽の新たな魅力を発見できるライヴ番組だ。まさに大人の視聴者が多いBSならではのプログラムといえるだろう。

 今回は映画音楽特集の第18弾として「特撮映画」をピックアップ。映画にまつわる裏話を交えながら、関西フィルハーモニー管弦楽団などの演奏で、伊福部昭氏が手がけた“初代ゴジラ”、大島ミチル作曲による“平成ゴジラ”の音楽を楽しめる。

 注目は、冨田勲の幻の名曲でもある映画『ノストラダムスの大予言』組曲を演奏されていることだろう。

 1974年に公開された同作は、五島勉氏の同名ベストセラーを原作に東宝の特撮の粋を凝らし、同年の邦画興行収入で第2位となった作品だった…が、現在もDVD化されていない“幻の作品”となっているいわく付きの大作だ。

 一説には、核戦争後の未来の人類の描き方などが差別的だと指摘され、いわゆる“封印”されたともされている。そんな作品をあえて取り上げてくるところが渋い。映像的には“封印”されたとしても、音楽までが封印されるいわれはないといったところか。

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