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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】人間は急激に増えすぎた? 生物の「理」に反する児童虐待…地球規模で人間の何かが壊れ始めている!? (2/2ページ)

 と言うことは、児童虐待死というのは、生物学的には戦争よりも「悪」なのかもしれないのだ。

 児童虐待被害の警察庁データを見ると過去最多を更新したという。

 急激な「少子化」が報告されているのに児童虐待の件数が増えているということは、子供の数という分母が減っているわけだから、その「濃さ」はさらに相当だということだ。

 その簡単な算数式が現すのは、世間が思っている以上に、私たち人間の生物としての基本プログラムが壊れ始めているという事実である。

 話は大きくなるが、今現在の世界人口は77億人弱だが、2050年には90億人、今世紀の終わりまでには100億人に達するといわれている。

 約50年前の1960年にはその半分以下の30億人で、200年前の1800年には10億人程度だった。

 たった300年で特定の生物種の固体数が10倍になるのである。これを他の生き物の大繁殖に例えたならば、おかしくないわけがない。

 筆舌に尽くし難い事件を、まるでSF映画のように表現するのに賛否はあると思うが、「児童虐待死」の話を聞くたびに、地球規模で人間の何かがぶっ壊れ始めていると感じてしまう。

 ■大鶴義丹(おおつる・ぎたん) 1968年4月24日、東京都出身。俳優、小説家、映画監督。88年、映画『首都高速トライアル』で俳優デビュー。90年には『スプラッシュ』で第14回すばる文学賞を受賞し小説家デビュー。

 主な出演番組は『アウト×デラックス』(フジテレビ系)など。現在、新宿花園神社特設テントで公演の舞台『蛇姫様 わが心の奈蛇』(24日まで)に出演中。

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