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剣道四段のテレ朝・森葉子アナ「自分だけの色を磨きたい」

 剣道は日本が誇る文化の一つ。競技としての魅力はもちろんのこと、その精神性や芸術性に関心を抱いた外国人が始めることも増えているという。剣道が得意な「強くて美しい」アナウンサー、テレビ朝日の森葉子アナ(33)に聞いた。

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 大学まで17年間剣道に打ちこみ段位は四段、高校・大学の個人戦では全国ベスト8でした。肉離れをしても練習を続けようとするほどの負けず嫌いです。

 昨年、番組の企画で芸人のチャンカワイさんと剣道対決をして、卒業以来10年ぶりに竹刀を握りました。筋力も衰えていて限界を超えるまで体力を使い果たしましたが、がむしゃらに上を目指していた若い頃とは違い、自分が持てる力を駆使して戦う剣道とはなんて楽しいのだろう、と新たな発見でした。

 歳を重ねて人生で追い求めるものも変わったのでしょうね。負けたくないという闘争心は変わりませんが、学生時代はすごく力んでいたのが自然体で相手と向き合えるようになっていて、新しい剣の道が見えました。実は森は強かったんだと周囲にも認められて、「よしっ!」と嬉しかったです(笑い)。

 アナウンサーとして10年目の節目に、仕事への向き合い方も変わりました。4月から『報道ステーション』のフィールドリポーターとして現場へ出ていますが、同じような立場はキー局の女性アナウンサーでは他にいない。数多くの番組に出て目立つことが評価に値すると考えていましたが、今は地道に経験を重ねて自分だけの色を磨き、盤石にしたいと考えています。

 仕事で後輩が遠方の現場を任されているのに、自分が近場だと期待が薄いように感じて悔しくなりますが、弱気になって存在をアピールできないんです(苦笑)。得意技の面を“バーン!”と一本取るように、今後は仕事でもアグレッシブに踏み込んでいきます!

 【PROFILE】もり・ようこ/千葉県出身。2010年にテレビ朝日入社。『報道ステーション』のフィールドリポーターを務める他、『ナニコレ珍百景』に出演。剣道歴は17年で段位は四段。

 ●撮影/熊谷貫  ●取材・文/渡部美也

 ※週刊ポスト2019年7月19・26日号

NEWSポストセブン

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