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【シネマパラダイス】パリだからこそ成り立つ恋物語 「パリの恋人たち」

 名匠フィリップ・ガレルの息子ルイ・ガレルが監督を務めた、大人のラブストーリー。

 ジャーナリストの青年アベル(ルイ・ガレル)は3年間同棲したマリアンヌ(レティシア・カスタ)から「あなたの友人ポールとの間に赤ちゃんができたから」と別れを切り出された。それから数年後、急死したポールの葬儀に出たアベルは、マリアンヌと再会。恋する思いが湧き上がるアベルの前にポールの妹エヴ(リリー=ローズ・デップ)が現れ、切ない恋心を告白される-。

 パリだからこそ成り立つ恋物語。淡々と進んでいくが、余韻は深く、いろいろと考えさせられる1本。13日公開。上映時間1時間15分。

 【ホンネ】百戦錬磨の女性に小娘や青年がかなうはずがない。掌での見事な転がしぶりが天晴だ。ただ、そこまでして恋をする必要は? 自身の孤独耐性が測れる作品。(映画評論家・安保有希子)★★★☆

 ★5つで満点 ☆=星半分

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