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【みうらじゅん いやら収集】カワイイ、カワイくないの判断基準 「池の水抜く」で思い出す“亀頭” (1/2ページ)

 汚れちまった池の水を抜き、外来種の生き物を取り除く番組を気が付くと最後まで見ていることはよくある。

 「これは奇跡ですね」と、その筋の研究者が言うのは古来から日本に住み付く生き物。今や、絶滅危惧種となった魚や亀である。

 僕が小学生だった頃、何かの懸賞で“南米からきたミドリガメ”(当然、生きてるやつ)が当たるっていうとんでもない企画があって、クラスメイトのKが得意気に学校に持ってきた。箱に入ってそのまま送られてきたそうだが、初めて見るミドリガメは元気に教室の床をチョコチョコ歩いてた。

 小さくてカワイかったので女子にも大人気。Kはしばし悦に入っていたが、下校時「いなくなった」と大騒ぎしてた。

 翌日、「オレも当たった」というクラスメイトが現われ、僕も見たが“あのいなくなった”やつじゃないかと思った。そいつはちょっとコワイ奴だったのでKも言い出せなかった。

 そんなミドリガメが外来種で、後にかなりデカくなることをその番組で知った。たぶん、Kのを横取りしたに違いないコワ面のクラスメイトも大きくなったミドリガメを近くの池に捨てたのだろう。

 特にデカくなった亀は首のあたりが気持ち悪い。シワシワでコブコブで、ニュッと伸ばすと男性器そのものじゃないか。確かにそれを“亀頭”と呼ぶことも知り、どうしてそこまで似てるかなァと思ったもんだ。

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