記事詳細

【織田哲郎 あれからこれから】吉田拓郎さんから曲の依頼が… 中学生の頃の自分に教えたい! (1/2ページ)

 子供の頃、『ノストラダムスの大予言』なんて本が流行ったもので、何となく1999年といえば何かやばいことが起きるんではないかと刷り込まれていた気がします。

 当時はあの本に限らず、あんな予言もこんな予言もやはり1999年は危ないと言っている、といったいわゆる世紀末話には事欠きませんでした。そういった“ムー的なもの”を真に受けるまでは至らなくても、1999年には何か大変なことが起こるのかもしれない、と漠然とした不安を持っていた人は私の世代には多かったのではないでしょうか。

 私は1958年生まれで、『ノストラダムスの大予言』がベストセラーだった頃は高知で寮生活をしていました。当時中学生でしたが「そうか。俺の人生は40歳までかもしれないんだ」とその時思ったわけです。中学生の時にいったんそう思ったことがあるかないかは、もしかするとその後の人生設計に無意識の部分で影響があったのかもしれません。

 オウム真理教の言っていたことも相当ノストラダムスあたりを下敷きにしていた感がありましたし、今となっては“アホじゃないの”と当時を知らない世代から思われても仕方ないことですが、あの本がどれほど日本人の一定の世代に影響を与えたかと考えると、なかなかに罪深い本だった気がします。あれ、映画化もされてるんですが、私が宣伝とかで知っている部分だけでも、すでにいろいろな意味で今なら公開できないはずの代物ですが、なんと当時は文部省推薦だったのですね。

関連ニュース