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【織田哲郎 あれからこれから】KinKi Kidsもれっきとした大人に 昨今はアイドル人生が長くなった (1/2ページ)

 2004年にはKinKi Kidsに「Anniversary」を提供しました。この曲は彼らの20枚目のシングルということで、記念碑的な作品にしたいと言われたので、ストレートかつスケールの大きい、王道を行くメロディーを書いたつもりです。

 彼らとは2001年に提供した「僕の背中には羽根がある」からの付き合いですが、「Anniversary」もアレンジ、歌唱ともにスケールが大きくて哀愁があり、かつ品の良い仕上がりにしてくれました。

 ところでグループ名に“キッズ”が入っている2人ですが、今やれっきとした大人です。「少年隊」というグループもいますね。昔はアイドルという仕事は若い間だけで、その後は本格的な俳優業や歌手業に転身していく人が多かった気がしますが、今はアイドルという仕事自体が人生の大半をかけて人々に夢を与え続ける仕事に変化しました。

 例えばビートルズは誰もが知るスーパースターですが、アイドルだったのは初期の数年間だけです。昔からずっとスターでいる人はいました。でもずっとアイドルというのは、またちょっと違うと思うのです。これは世の中の人々全体が、昔より若々しくなっていることと関係があるのかもしれません。

 ドラマ『太陽にほえろ!』を一定の年齢より上の方々はご存じと思います。あの番組が始まったときのボス、石原裕次郎さんは当時37歳です。そしてあの時のショーケン、萩原健一さんは21歳なのです。21歳で刑事になれるかどうかはともかく、裕次郎さんも萩原さんもずっとスターでしたが、当時すでにアイドルとは違うスタンスだったのではないでしょうか。

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