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海老蔵、YouTubeで「長女推し」 背景に梨園の改革へ思いも (3/3ページ)

 そんな女性たちの苦悩を目にしてか、海老蔵のなかには「梨園はこのままでいいのか」という強い思いがあるようだ。

 2017年2月、「六本木歌舞伎『座頭市』」で主役を務めた海老蔵が、相手方に指名したのは寺島しのぶ。そのとき、海老蔵はこう話していた。

 「歌舞伎がいまの形になってから2~300年という月日が経って、そろそろ考え直す時期(中略)性別を理由に女性が歌舞伎をできないことが、ぼくにはわからなかった」

 冒頭の動画で、麗禾ちゃんは、父と弟の襲名披露が新型コロナの影響で延期されたことについて「どんな気持ち?」と質問。それに対して海老蔵は「いまは一歩足を止め、新しい時代が来る、新しいことが起こる。そして過去の大切なものはちゃんと残していく。精査する。自分が判断して冷静に考える時間だと思う」と噛みしめるように語った。

 パパの“難しい回答”にも熱心に耳を傾け、「ありがとうございました」とお礼を言った麗禾ちゃん。いつかきっと、この言葉に込められた父の真意が大人になった彼女を舞台に上げる日がくるだろう。

 ※女性セブン2020年7月9日号

NEWSポストセブン

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