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佐藤蛾次郎の店が大みそかに閉店 『男はつらいよ』渥美清さん愛したカレーなど人気 (1/2ページ)

 コロナ禍が飲食業界にも多大な影響を与えた2020年の大みそか、俳優、佐藤蛾次郎(76)が、東京・銀座で1996年から営んできたカラオケパブ「Pabu蛾次ママ」の24年間の営業に幕を下ろした。

 「この店はママとの店だったからね」と2016年に急逝した妻、和子さんをしのぶ。和子さんといえば、1972年の『男はつらいよ 寅次郎夢枕』に「おてんばのさっちゃん」という花嫁役で出演。これは貧乏で結婚式を挙げられなかった蛾次郎と和子さんのため、映画のセットで結婚式をするという、山田洋次監督や渥美清さん(96年没)らの粋な計らいだった。

 店では、『男はつらいよ』の源公(源ちゃん)役でも知られる蛾次郎特製の薬膳カレーが人気だった。タツノオトシゴや朝鮮ニンジンなどを漬けた薬膳酒がカレーの味の秘訣(ひけつ)で、渥美さんにも愛され、食べたら二日酔いしないなどの伝説を生んでいた。さらに、蛾次郎ラベルの黒糖焼酎、手作りのポップコーンなど、蛾次郎のもてなしの心から生まれたメニューは大好評だった。

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