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半藤一利さん死去、90歳 「日本のいちばん長い日」など手がける

 『日本のいちばん長い日』など、昭和史に関するノンフィクション作品を多く手がけた作家の半藤一利(はんどう・かずとし)氏が12日、90歳で死去した。東京都世田谷区の自宅で倒れているのを発見された。

 1953年、東大文学部を卒業し、文芸春秋新社に入社。編集者として昭和史への造詣を深め、65年には大宅壮一編として、玉音放送までの1日を描いた『日本のいちばん長い日-運命の八月十五日』を発表。95年に「決定版」として、自身の名義で改訂された。

 『文芸春秋』『週刊文春』編集長や専務などを歴任。93年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、98年に『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2015年に菊池寛賞を受賞。妻でエッセイストの末利子さんは夏目漱石の孫。

 現代史家の秦郁彦さんの話 「本質はジャーナリストだが、ひとつのテーマを追ってずっと深めていく、ジャーナリストらしくない人でもあった」

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