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【大人のTVプレビュー】昭和文化の最先端にタイムスリップ 不思議な感覚にとらわれる「新美の巨人たち 銀座レトロのビルを巡る!」(テレビ東京、6日午後10時) (1/2ページ)

 さまざまな角度から美に迫るおなじみの番組だが、今回は東京・銀座に今も残る昭和初期のビルに迫る。今回のアート・トラベラーは二級建築士の資格を持つ女優、田中道子だ。

 銀座レトロを代表するビルのひとつが、銀座1丁目にある、1932(昭和7)年竣工(しゅんこう)の『奥野ビル』。ということは築89年。年季の入った手動式のエレベーター、味わい深い廊下、重厚な階段、手すりににじんだ暮らしのなごり…。まるでタイムスリップしたかのような、レトロでモダンなたたずまいに圧倒される『奥野ビル』は、もともと集合住宅だった。

 かつてここを住居・仕事場としていたのは、日本初のレコード歌手の佐藤千夜子、詩人の西條八十、小説家の菊池寛、映画監督の溝口健二、女優の田中絹代とそうそうたる顔ぶれ。当時“銀座アパートメント”と呼ばれ、時代の先端の文化・芸術の発信地となっていたという。

 このほか、番組では銀座6丁目の『交詢ビル』(29年竣工)、銀座2丁目にある『ヨネイビル』(30年竣工)、36年創業の喫茶店『トリコロール本店』などを紹介する。

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