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【業界ウォッチャーX 芸能ニュース舞台裏】追いつめられる演劇界 観客減に加え経費増…文学座が苦肉のプロジェクト

 俳優の江守徹(77)、角野卓造(72)、渡辺徹(59)らが所属する文学座が今週、クラウドファンディングプロジェクト「Bungakuza must go on!」をスタートした。

 「所属タレントの出演料より、公演収入で運営している団体。コロナ禍で公演数が減っている上、客席数も制限されている。配信でしのいでいましたが、切羽詰まって腰を上げたという感じですね」とスポーツ紙演劇担当記者が伝える。

 コロナ前より、舞台やライブの観客数が減っているが、逆にスタッフ数が増えている。

 「入り口が密にならないよう受付のスタッフ数を増やし、以前は必要のなかった検温や消毒のスタッフもいる。入場料が減る一方で経費が増える中、あらゆる継続支援給付金でもクラファンでも利用して生き延びてほしいですね」(前出・スポーツ紙演劇担当記者)

 ◆IZAMは無念の…

 今週、ミュージシャンで俳優のIZAM(48)も、自身が主宰する劇団「ベニバラ兎団」について下した決断を明かした。

 「専用けいこ場を維持できずに手放すことにしましたが、よくここまで粘ったと思います。商業的にもうかっている劇団ではなく、IZAMの熱意と手弁当で維持してきた。固定費を削ることで継続できればいいのですが…」(前出・スポーツ紙演劇担当記者)

 緊急事態宣言がエンタメを追い詰める。(業界ウォッチャーX)

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