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【大人のTVプレビュー】蝶野、武藤、小橋の夢の顔ぶれ実現! 団体の枠超えたプロレス界の同士 『ボクらの時代』(フジテレビ系、11日午前7時)

 毎回、さまざまなジャンルで活躍するゲストが集まることで、普段は見られないような素顔をのぞかせてくれるトーク番組。意外と知らない業界事情なども垣間見ることができるので、お得な気持ちになれる。

 今回のゲストは小橋建太、武藤敬司、蝶野正洋の3人。1990年代なら全日本プロレスと新日本プロレスという団体の壁で、この顔ぶれがそろうなんて夢のまた夢。

 昔なら“呉越同舟”と表現すべきブッキングだが、全員がアラ還となった今では、まさに同じ時代にプロレス界を支えてきた同士という感じなのだろう。

 すでに小橋は引退、蝶野は引退を明言していないがリングから遠ざかって久しい。そんななか、いまだに現役バリバリなのが武藤。この“プロレス愛”は、サッカー界の三浦知良と同じくレジェンドと呼んでも過言ではない。

 3人は、それぞれがプロレスの世界へ入ったきっかけや新弟子時代の思い出を語り合うほか、プロレスラーという仕事への思いや90年代当時のライバル、盟友についても言及するという。

 90年代まで全日本と新日本の2大団体がプロレス界を席巻していたが、そこから離散集合を重ね、いまやプロレス界はメジャー、インディー入り乱れる群雄割拠の時代となっている。

 武藤は新日本から全日本をへてフリーに。そして現在はプロレスリング・ノアに入団した。武藤の団体の垣根を越えた縦横無尽の活躍が、いまのプロレス界の活性化を生んだともいえる。

 そこに新日本の看板を守り続けた蝶野と、全日本→ノアでトップを張り続けた小橋という組み合わせは、まさにここ30年のプロレス界を語るにふさわしい。

 正直、この顔ぶれが実現できるのは『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ)の特番ぐらいだと思っていた。 (F)

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